北山甘きたのやまのあまいもの

目次

黒岳の位置の地図大雪山連峰 黒岳

The・Sun蔵人・・旭川市神楽岡8-1

黒岳とは大雪山の一峰を指すのではなく、黒岳の一峰が大雪山であった。黒岳を構成する各峰は黒岳の全体の大きさに比べれば、ごく小さい。お鉢の深さに吸い込まれそうだ。黒岳のお鉢が固く凍りついた雪をかぶっている。お鉢の中央には有毒温泉が噴出しているので雪が無い。雪の稜線の下は黒々とした針葉樹林が広がっている。針葉樹林の中には多くの野生動物を育む木の実が埋まっている。シットリガッツリ、旭岳から黒岳の縦走に持参するのに丁度良い食べ心地でした。2010年3月に食べました。
参考ページ・・・大雪山白水沢神楽岡

ももかあぽいの外装 ももかあぽいのしゃしん
桃菓アポイ
アポイの火祭りの写真
アポイの火祭り
アポイの小石の写真
アポイの小石

桃菓アポイ・アポイの小石

アポイ岳の位置梅屋・・・様似町本町2丁目115

モモの甘露煮の入った洋菓子(カステラケーキ)でアポイ岳の形はしていない。橄欖岩とも関係がないようだ・・・。「グルメ菓子」である。ちょっとコンセプトが分からない・・・。オリーブの砂糖漬けが入ってたら橄欖岩のアポイ岳という気がします・・・オリーブは北海道では育ちませんが。

「アポイの火祭り」は昆布の乗ったサブレで「おおっ!」と言う感じがしました。黒い昆布でも炎の揺らめきが表現できるものなのだと思った。黒い烏が輝く太陽の象徴となることを思い出させる。

「アポイの小石」はフレークのクッキー。安くて無難に美味しい。国定公園内で拾って持ち帰っていいのはゴミだけ。記念の石は様似の街の梅屋かアポイ山荘でこの小石を買いましょう。

2008年9月から2009年4月にかけて食べました。

参考ページ・・・ピンネシリ ポロサヌシベツ川

菓子「暑寒別岳」の写真暑寒別岳

暑寒別岳の位置の地図山崎菓子舗・・・増毛町稲葉2丁目(地図

夏の青い山肌、白い残雪、火山でよく起こる斜面崩壊の窪み。そして標高差のある登山で失われた糖分。伏流水の恵みを生かして練られた餡なのであろう。菓子の表面の透けて見える青色が緑滴る遥かなる山の森に似て絶妙である。真ん中に埋まるレーズンは増毛名産のブドウか、暑寒別火山のマグマ溜りか。

2008年8月食べました。

参考ページ・・・暑寒別岳 ポン暑寒沢

樽前山

ステラマリス・・・札幌市南区澄川4-3-4-20

火山の多い日本でも有数の危険を秘めた山である。その名を受け継いだ菓子とはどんな「芸術は爆発だ」ろうか?

こちらのお店には樽前山以外にも余市岳や無意根山、空沼岳もあるが、山の形状が見事に表現されているのはこの樽前山がピカイチである。しかし外輪山の上の溶岩ドームは表現されていない。樽前山の溶岩ドームの上には深い穴(火口)が穿たれていると言う。このお菓子では穴は外輪山にそのまま穿たれているが、これを火口としておこう。溶岩ドームの代わりにお皿に盛ったら自分でクルミでも乗っけちゃおうかな。

火山はフワフワでした。スカスカで重力異常がマイナスならしばらく安心?アーモンドがいい香りでした。

2008年6月食べました。


けんかしたやまけんかした山

かむい山とイルムケップ山の位置の地図ケーキの店ボーダ・・・深川市4条3番1号

深川市や旭川市などにまたがる幌内山地の雄二山、神居山(801m)とイルムケップ山(865m)がモチーフ。この二つの山がケンカした話があるらしい。ネットで検索すると安藤美紀夫著で小学一年生の国語の教科書に出て来るらしい。教科書以外では見られないのかな?ストーリーとしてはどこかで聞いたような汎日本的なもののような気がする。

何と言っても個別包装の袋の図柄(山の顔)が笑える。どちらの山も実際は山頂部でも森林限界は超えていない。

パイ菓子で中身は白餡と茶色の栗餡。2色入っているのが二つの山?かなり甘め。で、この形状はやはり火山弾でしょうか?

神居山とイルムケップ山は確かに深川市の石狩平野北部から見るとそっくりである。神居山はカムイスキーリンクスのある山。イルムケップ山は現在では音江山・沖里河山など各ピークにも名前が付けられ、音江山塊とかイルムケップ山塊などと呼ばれることもある。神居山が夕張山地や天塩山地にも連なる構造山地の山で噴火はありえないのに対し、イルムケップ山は火山である。円錐状火山と楯状火山という2説がある。さて、ケンカして爆発してしまったのはどちらなんだろう?

2008年4月食べました。


神居山 from 深川駅

イルムケップ山 from
深川経済センター

はこだてやまのしゃしん函館山

函館山の位置の地図 はこだてやまのはこのしゃしん
はこだてやまのうちぶくろのしゃしん

紅谷製菓・・・函館市松陰町2-21

形は函館山の姿が見事に再現されている。この色は秋の姿でしょうね。正面のナナメの窪みは登山道路でしょうか?ロープウェイはないのね。外箱に「函館市長賞三十三年受賞」とあるが、これが昭和33(1958)年だとすると函館山ロープウェイの開業の年と同じである。お菓子の設計の時点ではまだロープウェイは見えなかったか。

味はかなり甘め。中の白餡はお酒の香りが強くて、とてもしっとりしている。ちょっと標高334mの函館山登山ではカロリーを消費し切れそうにない(?)。

外箱は寛政11(1799)年の函館の鳥瞰図からのもの。渋い外装だと思う。これからもこの姿であって欲しい。

他、函館優良土産推奨会第一位(受賞年がわからない)

2008年2月食べました。

参考ページ・・・函館山


カムエクの写真カムエク

香林農園・・・帯広市拓成156

どうも甘いものだけにこだわっていると栄養が偏るから塩味なものも載せようと思う。

あんまりチーズのことはよく分からないが、切る時は硬いけど口の中でとろける感じ。塩味は薄くてすごくおいしい。甘味を感じる(乳糖?)。

鋭い山が連なる日高連山
鋭い山々が連なる
日高山脈
鋭角な三角形に切り分けられてパッキングされた姿がカムエクの鋭い山容を髣髴とさせる(うそ)。丸いラベルは圏谷「八の沢カール」のようだ(うそ)。熟成期間が長く取られていると言うのも日高山脈の北海道内における古い構造山地である点を見事に表している(うそ)。

山の名を冠した系列商品にピパイロ(ピパイロ岳からと思われる)、ペテガリ(ペテガリ岳からと思われる)があるが、まだ試していない。カムエクが磨き熟成3年。ペテガリは磨き熟成2年。磨いて熟成させるとチーズがどうおいしくなるのか、チーズ素人の自分にはよく分からないけど。多分熟成が長いほどおいしいんでしょうね。ポンヌプリpon nupuri[小さくある・山]カムエクの位置の地図というのもあったが、このポンヌプリはどこを指しているのだろうか。結構あちこちにある山の名前だ。松浦武四郎の戊午蝦夷山川地理取調日誌によると拓成近傍の岩内川の下流左岸にポンヌプリがあったと言う。金竜山のことだろうか。中に説明書が入っていて由来が書かれているのでいずれポンヌプリも買って食べてみたい。他にもカパとか、気になるアイヌ語の名を付けられた商品がある。でも売れ筋のカムエクに比べて、あまりお店で見かけないんだよね。でもいつか食べてみたい。

ちなみにピパイロは丸っこい。これではピパイロ岳の性質を表現していない・・・。カムエクはカムイエクウチカウシ山の略称です。

2007年12月食べました。

ていね山と西野の山シューの写真ていね山西野の山シュー

パティスリーYOSHI・・・札幌市西区西野9条7丁目4-17

かなり濃厚。濃厚で2ついっぺんに食べたのはきつかった。
ていね山はモンブランの山体に栗のtanne wen sirが乗っかっていて、山腹には熊ちゃんがいる。お店がヒグマ教育の西野第二小学校のそばだもんな・・・。

なんと「ていね山」には内側に潜在ドームのようなものまで表現されていて、山腹に栗が埋まっている。しかし、手稲山の溶岩は潜在ドームを作るような粘性の高いものだったのだろうか?あの広々したフラットラバーな山頂台地を作っただけに、流動性が高く潜在ドームにはならなかったような気がする。とすれば、この栗は単にマグマ溜りが冷えた姿ということだろうか。

手稲山の位置の地図そして基盤岩はタルトだ。これは硬め。普通のタルトだったが出来ればパイ生地で層を作って堆積岩を表して欲しかったな〜などと考えながら食べたけど、手稲山の場合は堆積岩の上に安山岩の基盤岩が乗って、その上に乗る山なのでこれでいいのだった。

山頂には金箔が貼られ、通信施設の灯り、或いはナイトスキーのサーチライトも表現されている。

続けて山にちなんだ「西野の山シュー」は「西野の山キャベツ」ということではなく「西野の山」ということか?ナッツがデコボコ。どうせ登山靴は汚れているよ。そして靴の中は疲れでクリーム状にとろけています(いや、そりゃ穿ち過ぎだって)。

2007年6月食べました。

参考ページ・・・札幌オートルート


芦別岳の写真芦別岳

かめや製菓・・・芦別市北1西1-12

「珍菓」って何なんだろう・・・?

芦別岳の位置の地図丸いこのお菓子は尖っていることを強調される芦別岳には似てないけれど、芦別岳を構成する枕状溶岩には似てるかも。でも、パン皮状火山弾のほうが正確なような気も・・・。流石に火山弾は芦別岳にはないっしょ。

2006年6月食べました。

参考ページ・・・崕山芦別岳半面山雲峰山熊の沼沢


日高山系の写真日高山系

柳月

チョコレートプリンです。自分はあっさりしてココナツの風味のするホワイトのほうが好きです。日高山脈オダッシュ山に持っていって食べました。

日高山脈に登って、十勝平野を眺めながら栄養補給するにはよろしいかと。しかし、これを味わって日高山脈を連想できる人がいるとは思えないような・・・。

「日高山系」とはあまり聞かない言葉だけど、わざとあまり聞かない言い方として使ったのかな?

ひだかさんみゃくのいちのちず「日高」を名乗りながら火山のように丸く台形なのが気に入らない。細長くて切れ落ちた形にして欲しかった。しかしそれではプリンの容量が確保されない・・・それは食べる立場として悲しい(涙)おいしいものはたくさん食べたい・・・。

他に同社の山岳商品として「大雪山」がある。こちらはカマンベールチーズのムースケーキ。大雪山の広々とした山容のように広い台型。真っ白なのも大雪山っぽい。それを考えたら日高山系は日高山脈の強い個性であるハイマツの色を生かして抹茶風味の緑色や、ハイマツの香りとしてジンジャーエールの香りつけとかして欲しい気もしたりして・・・。

2007年2月食べました。

参考ページ・・・日高山脈全山表

月浦ワインの「有珠山」と芋焼酎(札幌酒精)の「駒ヶ岳」がのみたい・・・


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(2007年6月23日スタート)