六個山 新稲・平和台から
箕面駅からの最短ルートである。
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![]() ![]() 新稲・平和台から地図 赤点線が本文のルート コース名は文字の辺りのみの該当を意図 |
★西尾根口
六個山で最も分かりやすく歩きやすく時間的にも短いルートだと思う。車道から暗い谷間に入り大木を見ながら左の方に登っていくとすぐ尾根に出る。谷が左に曲がる所にあるツブラジイの大木は斜面に広がる盤根も大きく見ごたえがある。尾根に出てからはしばらく明るい一本道である。オルタナの森のキャンプ場施設を右手に見て丘を一つ越えて、コンクリの轍の坂を下るとまたオルタナの森の建物を右手に見る。左には石澄滝へ下りる分岐があるが細い道である。
![]() 西尾根口 |
![]() ツブラジイ大木 |
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![]() ツブラジイの大きな盤根 |
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![]() 尾根上の道 ベンチもあり |
![]() 右手に オルタナの森施設を見る |
![]() コブを越えて今度は オルタナの森施設を見下ろす |
オルタナの森の中の車道が右手に逸れていくところから尾根の西斜面を緩やかに広い道で登っていく。木の少ない所で左から石澄滝からの道が合流する辺りが海の見える丘だが、丘とは認識しにくい浅い谷の中で大阪湾の海は六個山の山頂からも見える。海の見える丘から浅い谷筋の中を登り続け、標高350mから左に回り込んで尾根に上がる。この尾根が六個山の西尾根で、西尾根口から入ってオルタナの森の施設群の脇まで辿った尾根は中尾根なのだと思う。
六甲山など見ながら緩やかに尾根筋を登り、石澄川上流谷渡り方面の道を分けるとすぐに山頂。
![]() オルタナの森下り口 |
![]() 左手横手道 |
![]() 海の見える丘 |
![]() 西尾根に上がる |
![]() 六甲山 |
![]() 山頂間近 |
★東尾根口
登山口の所では東尾根コースとして入るのだが、六個山山頂へは途中で分岐する中尾根コースに入る。東尾根コースをそのまま辿るとかなり遠回りで一旦大きく下る部分もある。 東尾根コースを入ってから谷筋のオルタナの森の建物群の下までは教学の森管理用道路の旧道のようで車幅がある。谷の左岸には何かの施設の準備のような石垣の段がある。オルタナの森の建物群のすぐ下の内門の所からも入れる。
オルタナの森の施設の直下で右に折れて細い道となり階段を上って小尾根を越える。小尾根の所でオルタナの森の園路が下りてきて合流する。緩く上下する道で古い道の雰囲気がある。新稲の森の方から上がってくる路盤と合流し、古いオルタナの森の中ほどから下りてくる路盤が横から突き当たり、谷を一つ渡って次の尾根の鼻の手前に中尾根コースの入口がある。
![]() 東尾根口 |
![]() 道のある谷の右岸に石垣段 |
![]() モミジの木が多い |
![]() オルタナの森の 建物群直下 |
![]() オルタナの森の 内門の横からも入れる |
![]() 階段で 小尾根に上がる |
![]() オルタナの森の園路分岐 |
![]() 緩やかな横手道 |
![]() 中尾根コース取り付き |
中尾根コースに入り登ると次第に尾根が緩くなり教学の森管理作業道に出る。管理作業道を渡って更に尾根筋を登るとすぐに八角柱と金光教の紋の彫られた柱のあるT字路に突き当たる。この二本の石柱の意図するところは分からない。左折して急な斜面を横手に登る狭い道から段差の大きな階段で急斜面を登って尾根に出る。ここで上がった尾根を中尾根というのでないかと思うのだが、中尾根コースの入口から登ってきた尾根とは尾根として繋がっているとは言い難く、六個山のコースが分かりにくい理由の一つになっていると思う。この尾根の下方の道はオルタナの森から六個山への最短コースである。
山頂直下で道は二つに分かれているが西側の道がはっきりしていて、東側の道は上の方が分かりにくい。いずれも短いが急登である。六個山山頂広場は南方の展望は良いのだが広く雑然としていて、南側の四方面から集まる道は休憩していると自分がどこから登ってきたのか分からなくなる感がある。伊丹空港を次々飛び立つ飛行機を見ているのも面白い。
![]() 管理用道路横断 |
![]() 八角柱と金光教紋の柱 |
![]() きつい階段で 中尾根に上がる |
![]() 山頂直下の 急登 |
★小川口
小川口は小川沿いの新稲の奥だが、平和台の住宅地の西縁からも入れる。小川口の辺りの小川の右岸に大平鉱山という鉱山があったようなのだが、間歩跡などは見ず。
さえずりコースという名で尾根伝いに憩いの丘に上がる。この尾根は昔から道があったようで、尾根線上のさえずりコースの東側の緩い斜面に古い切り替えた太い道型が複数並走している。尾根道の勾配が緩む処で平和台西口からの道を合わせ、すぐに一段平地の感のある憩いの丘の入口に東尾根コースが上がってきて合流する。この上がって来て合流する道は東尾根コースなのだが、水沢コースの分岐のように見える道標がある。水沢コースはこの上がってくる道を沢筋まで下りてから沢沿いに上がるコースで、沢沿いに更に下がるのは東尾根コースの続きだから分かりにくい。憩いの丘は街中の小公園のような遊具や東屋のあるきれいな広場で南方の展望が良い。道は大阪平野の展望の良い憩いの丘の広場には上がらず北側を巻いて、巻き終わった所で平和台北口からの道(この道はさえずりコースの続き)が合流する。憩いの丘から先の尾根筋はさえずりコースではなく東尾根コースで、憩いの丘の裏口と合わせてちょうど十字路のようになっている。
憩いの丘からどのコースを辿って六個山に向かうかが悩みどころである。水沢コースへ谷に下りて六個山へ向かうのが最短だが、一度谷へ下らなければならない。憩いの丘からそのまま尾根伝いに登り、ワクワク展望台の下で左手の水沢の源頭に入り教学の森管理作業道に上がってすぐに青空展望台経由で登るのが早いが、見通しの悪い水沢源頭が荒れているのと箕面GCの脇が細くロープの連続する急登である。急登を避けて、教学の森管理作業道を西に進むと分岐が多く分かりにくい。
![]() 小川口(新稲側) |
![]() 平和台側からも入れる |
![]() 憩いの丘 |
![]() 憩いの丘の裏手 東尾根コース |
![]() 東尾根コースを 登る |
![]() 東尾根コース ワクワク展望台下の十字路 |
![]() ワクワク展望台 大阪平野の展望 |
![]() 管理作業道から 青空展望台へ |
![]() 青空展望台 すぐ奥に箕面GC |
・小川沿いから
教学の森の遊歩道の一つである東尾根コースは起点から斜面を上がり、一旦大きく下がってまた上がって終点となる。細尾根や入り組んだジグザグ道や沢沿いやと変化に富んだ道だが、通して歩く気になりにくいコースである。
小川口から小川の水路の左岸沿いに上がりすぐ先の大きな砂防ダムを脇の斜路から越えると砂防ダムの後ろに古い路盤があり、すぐ先で深い小川の谷筋が多少浅くなっている所で右岸に渡り、教学の森の東尾根コースの途中で最も下がる所に続いている。小川口という名前で小川口の所の川の名は「小川」なのだが、東尾根コースより上の沢沿いの道は水沢コースという名である。小川の源流が水沢という沢の名なのか。
小川口の小川の右岸からオルタナの森の方へ尾根で直に上がる道もあるようなのだが、尾根の途中に新稲の森という施設を作って通れなくなったようである。新稲の森は2023年からキャンプ場になったようで、キャンプ場でのキャンプは他の方のキャンプ生活を見るのも楽しいので、ないら野の近世初頭の開拓も斯くやと思わせる市民農園、新稲の森、オルタナの森、六個山とキャンプ場を繋いで登ったり、オルタナの森や新稲の森のキャンプ場から麓のコンビニに買い出しや、六個山や市民農園を借景とするおしゃれなカフェに歩いて出かけられるような通しの道があればいいのにと思う。
![]() 砂防ダム横斜路に入る |
![]() 小川徒渉 |
![]() 路盤は大分流れている |
![]() 210m等高線の所の細尾根 |
![]() 中尾根コース入口 |
![]() 中尾根の道 |
★平和台西口
箕面駅から六個山に登るに最も早道と思うが、階段状の斜面の網目状の平和台の住宅地の街路を初見で迷わず登山口に辿り着くのは難しい。
平和台の住宅地の上の方の西寄りに平和台西口がある。狭い谷間を登る階段から始まる。ひたすら階段を登って憩いの丘直下の小川口の尾根道に合流する。
![]() 平和台西口 |
![]() いきなり階段 |
★平和台北口
平和台北口は平和台の一番上の西の隅にある。階段区間が平和台西口からより少ないので六個山から箕面駅に下る分には一番楽だと思う。
車止めから車幅の並木の道を登り大きな砂防ダムの前の広場に出て、階段で砂防ダムを右から巻く。砂防ダムの堰堤の所がT字路の突き当りになっており、左右が教学の森さえずりコースで、平和台北口から堰堤までにコース名は設定されていないようである。左折して堰堤の裏側へ谷を登る。水の少ない広く暗い谷間を登り、橋で右岸に渡って次のスリットの目立つ大きな砂防ダムの下から階段で斜面に取り付く、階段である程度上がると後は緩やかなトラバース道で憩いの丘の後ろの尾根に出る。
![]() 平和台北口 |
![]() 砂防ダム下 |
![]() スリットのある 二つ目の砂防ダム |
![]() 左手に斜面を トラバースで登る |
参考文献
松尾源一郎・藤原卓,大阪府池田市畑 秦野鉱山,pp2-8,31,京都地学会会誌,1978.
箕面市史編集委員会,箕面市史 第2巻,箕面市,1966.
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