![]() 由良ヶ岳 由良から |
由良ヶ岳 | (ca.650m) 由良コース |
ゆらがたけ |
由良ヶ岳は由良から登られることが多いようだ。鉄道の駅から直接登れる点は遠方から訪ねるに有難い。七合目標高550m付近の一杯水はもう稜線間近な位置で有難い。標高270mの四合目炭窯跡の付近にも水場がある。標高差のわりには登り易い良いルートである。
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丹後由良駅から宮津線開通時に植えられたと言う桜並木の駅前通りを進む。三島由紀夫ゆかりの日の出旅館跡の大きな建物の前を過ぎ、赤茶色の瓦の昔の農協の精米所の手前で左折、由良小学校のグラウンドの脇を進み、如意寺が見える角でもう一回左に折れ、線路を渡って丹後由良荘のある尻谷への一本道である。線路より山側は由良の浜堤の後背湿地で殆どは水田だがこの道の脇には湿原となっている部分もある。
丹後由良荘の奥が登山口である。小屋がある。登山道に入るとすぐに1合目がある。1合目からスタートの登山である。登山道は稜線上を行くが道は風化した花崗岩がえぐれた深い雨裂の様相をしている。昔は登山道のある尾根の北側の尻谷の谷筋に沿っても道があったようで、登山口の辺りからその路盤が見える。登山口下手の南側に農道の分岐があり、登山道の付いている尾根の南側の谷筋にも道があった様で3合目と4合目の間で旧道跡が左手から追いかけてくる。
![]() 丹後由良駅を 後に |
![]() グラウンドの 脇を行く |
![]() この辺りでは 瓜が土中に 実るらしい(笑) |
![]() 宮津線の 踏切の向こうに 由良ヶ岳 |
![]() 登山口 由良岳 山の案内所 |
![]() 登り始めて すぐに 一合目 |
![]() 深い雨裂状の 部分もある 花崗岩 |
![]() 気持ちの よい道 |
四合目下の水場は登山道から1分ほど下った所にあるが伏流気味であった。そのすぐ上で四合目であり、広場がある。炭焼き釜の跡がある。
四合目の先で傾斜が急になる。広葉樹の二次林から針葉樹の植林となり森の雰囲気も変わって暗くなる。五合目を過ぎると造林作業道が横断している。横断したすぐ上でジグザグに登ってくる作業道が再び近づいているが、この作業道の路盤があちこちで崩れていて倒木や土砂で登山道がずいぶん荒れていた。
![]() 四号目下の 水場 |
![]() 四合目 炭焼き釜跡 |
![]() 五合目上の 作業道横断 |
![]() 作業道は あちこち崩れていた |
六合目の上でもう一度作業道を横断する。その上では一旦傾斜が緩む。何か作業場があったような雰囲気がある。もう一度傾斜が急になるところに七合目一杯水の分岐がある。左に入って1分もしないところに一杯水の水場がある。
七合目一杯水から稜線出会いまでは急傾斜だが短い。この短い区間のもう稜線の明るさが伝わる頃に八合目があり、すぐに稜線上の九合目である。八合目と九合目の間は極めて短い。出会いの稜線上の西寄りには柿の木があって実っていた。人里に近いとはいえ人家から離れた山の上で実った柿の木を見るのは何だか物珍しい感じがする。柿の木は九合目の他にも稜線上に何本かある。
左に折れて山頂を目指す。最後の急斜面には二列道があり看板が立っている。右側のルートが緩やかな傾斜の道、左が尾根線に忠実な急登となっている。2007年に初めて登った時は右側の道には気が付かなかったが、左の緩やかなルートもそれほど新しいと言う感じのしない、よくこなれた道である。左のルートが古来からの十三参りなどで使われた道だったが風習が廃れ、地元で登る人が少なくなって尾根線に忠実な道が新しく開かれていたのだろうか。何はともあれ歩きやすい傾斜の道は歓迎である。最後は笹原の中となり、石の基壇のある虚空蔵菩薩の石祠の山頂である。ほとんど自然石のようにまで風化してしまった狛犬がほほえましい。この祠は如意寺の奥の院に当たると言う。展望は東に由良川と対岸の槙山、更に舞鶴湾を挟んで青葉山、西に丹後半島から赤岩山、北に若狭湾に浮かぶ冠島、南に重畳と連なる丹波の山々がそれぞれ美しい。
右へ西峰へと向かう稜線上は広く平坦。地質図を見ると由良ヶ岳は北側の中腹までは花崗岩、それより上と南側は堆積岩で花崗岩との接触面はホルンフェルス化している。侵食抵抗性が高いルーフになっているようだ。柿の木を幾つか見て僅かに下がり最低鞍部を過ぎるとモミジの広場でイロハモミジの大木がある。そのすぐ後ろに作業道の終点の広場があり、野鳥観察小屋やベンチがある。この上漆原から上がってくる作業道には「フィーリングロード」と言う名が付けられていて自動車は入ってこない。そのまま稜線を進むと岩場広場という箇所があり、由良の街が見える。その先に西峰があり、西峰からは天橋立が見える。西峰から南へ下がる道は「チャレンジロード」と名づけられて、フィーリングロードと合流して上漆原鎌倉の白鬚神社に下りているが、フィーリングロードに合流するまでは階段が多い。フィーリングロードはしばし水平道で植林の中を西へ進むが西峰より西に出ると傾斜が掛かり、チャレンジロードと合流している。
![]() 七合目 一杯水 |
![]() 稜線上の 柿の木 |
![]() もみじの広場の イロハモミジの大木 |
![]() チャレンジロードの 階段 後方は赤岩山 |
![]() フィーリングロード終点 小屋は野鳥観察用 後ろは東峰 |
![]() 虚空蔵菩薩の祠のある 本峰(東峰)の標高は約650mである |
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