![]() 鹿倉山 中出梅田神社の 下手から |
丹波の国の兵庫県と京都府の境にある山。丹波の中心と言う感じがする。長谷とも言われた細見谷の谷の奥に聳えるのが仰がれる。細見中嶋の横谷林道の入口には鹿倉山横谷コースの標識があり、鉤掛越から下りてみたが途中で分からなくなりこのコースはまだ確認できていない。
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★中出鍋坂大岼コース
参考時間:中出梅田神社-0:05-大岼-0:10-鍋坂峠-0:30-八川山-0:10-鉤掛越-0:25-山頂
梅田神社の上手の溜池から登る。細見中出は大岼(おおゆり)である。溜池の入口にネットがあり、鉄の網戸を開けて池を過ぎるとコンクリの溝を渡ると道なりは谷奥へ右岸にずっと続いているが、すぐに分かりにくい分岐を折れて左手の尾根に取り付く。一回ジグを切ってすぐに尾根上に出る。尾根の上は平坦になっている。右にカーブしながら尾根を登り始めると、左から別の尾根から上がってきた、よりハッキリした道と合流するが、この道は下で防獣ネットに阻まれ結局、大岼の池に出る。
尾根上の道は緩やかにうねり、緩やかに登っている。道には水抜きの溝が切られ、丁寧な道作りである。左側の斜面が立って、トラバース気味になるとすぐに鍋坂峠である。五叉路になっていて菟原下へ続く牛谷からの二本以外に北側の稜線上にも道がはっきりしている。このあたりの昔の地図を見ると山林には縦横無尽に道がつけられていた。その名残だろう。右に折れて南へ進むと鹿倉山である。
大岼の池の先で直進しても鹿倉山に登れる。距離はこちらの方が短いが道は多少荒れている。谷の中には昔は小さな棚田があったようで、今では杉が植えられているが四畳半ほどの小さな段が連なっている。最終堰堤の上で更に右岸を進む道の跡も見えるが谷を渡り、左岸からウネウネと登る。少し倒木がある。鍋坂峠より一つ南の鞍部で稜線に上がり、右に折れて鹿倉山へ。地形図(2008年現在)ではここより南側でしばらく尾根の東側をトラバースしてから標高を上げているが、鹿倉山への道は稜線通りにある。尾根の東側へ入る道もはっきりしているがトラバースしながら緩々と標高を下げて、標高250m付近で牛谷の底に着き道は消えていた。途中、竹林があり、この無人の山間なのにと驚く。東斜面に入って最初の東に延びる尾根上に道が分岐していたような気がする。牛谷からこの尾根からをたどって登ってきたものかもしれない
稜線上の道は標高300mを越えると東側に横手道になっていて、なだらかで歩きやすい。時折倒木が道を塞いでいる。ずっと自然林で風が涼しい。標高350mを越えると多少道が細くなる。次第に明るくなって八川山の北峰と南峰の鞍部に着く。北峰へはごく弱い踏み跡がある。八川山は南峰も北峰も樹林に覆われているが南峰から鉤掛越に掛けては何箇所か小さな岩場があり、西から南の展望がある。鹿倉山の山頂も見える。少し下りて鉤掛越で、鉤掛地蔵の前で狼谷からのコース・横谷からの道と合流する。
そこから先は狼谷を巡るコースの鉤掛越コース参照。
![]() 中出梅田神社鳥居 |
![]() 大岼の入口 |
![]() 大岼の池 |
![]() 池の先で 流れを渡る |
![]() 左に折れて 尾根に上がる |
![]() 右は谷の中 棚田の跡 |
![]() 鍋坂峠より南は 爽やか |
![]() ワスレナグサ |
★中出鍋坂牛谷コース
参考時間:動物検査センター-0:20-鍋坂峠
地形図に書かれている鍋坂峠の東側の鍋坂川牛谷は細見川の流域ではないが細見谷の中出の領分である。菟原下の柏田、三和タオルの工場のあたりから鍋坂川の谷を奥へ進むと舗装道路は(株)京都動物検査センターの工場で行き止まりである。門の前から未舗装の農道となる。轍に草が茂っているが自動車はまだ入れる。轍のある未舗装路は牛谷を渡り八川山北面の谷に北へ続いている。牛谷を渡る前に右の牛谷へ農道のような路盤がある。車の幅があるが、こちらの道には轍がなく車はもう入れない方が良いと思われる。笹やジャノヒゲ、クラマゴケ等低い草が道を覆っている。ここから先、菟原下から中出となる。
牛谷を進むと倒木や落石があるが、歩行の妨げになるようなものではない。左手に池を見た先、右(北)側に谷を分ける地点が地形図上の尾根取り付きであるが、車道幅の道はそのまま牛谷をまっすぐ進んでいる。尾根には右の谷のソマ道に入って少し登ってから取り付くがハッキリしていない。尾根上には急斜面で細かいジグを切るハッキリしない人幅の路盤がある。標高250m付近から平坦なトラバースで鍋坂峠に着く。
尾根に取り付かず、そのまま車の幅の道を進むとすぐに倒木が積み重なって行き止まりのようになっていた。これを越えて標高190m付近まで車の幅の道があった。標高190m付近は谷が三叉になっていて広い感じがする。周囲には棚田の跡が見られるが杉が植林されている。ここからは人幅の道で、左の谷へ進む道がまず目に付くが右の谷の右側斜面に付く道を登ると右の谷の右側の尾根上に出て、トラバースしながら鍋坂峠に着く。峠の手前で一箇所路盤が崩れて落ちているが、古いもので木も生えて鹿道も付いているので問題なく通過できる。下手で尾根に取り付く地形図の道よりこちらの道の方がハッキリしている。
そこから先は大岼コース参照。
![]() 牛谷の道 |
![]() 植林の中 |
![]() 峠が近づくと雑木林 |
★田ノ谷コース
参考時間:田ノ谷八幡神社-1:10-山頂
細見谷の奥へ進み、中島で西谷・松村を分け、田ノ谷の東西を分ける二股に福知山市バスの折り返し点・田ノ谷バス停がある。右が西田ノ谷・三春峠(三井庄峠)で左が東田ノ谷・札差峠(本郷越)・野瀬峠(赤土峠)。左に入るとすぐに、左手に赤い野佐屋の八幡神社がある。
![]() 八幡神社 |
![]() 赤い野佐屋 |
![]() 脇から山に入る |
八幡神社の社殿の少し右手の小沢から登り始める。暗い照葉樹の低木混じる植林下のはっきりした道を登る。尾根に上がると右に折れてヒノキの植林。尾根上を進み、斜面に当たって左にトラバース気味に登り続ける途中、標高300m付近に右に折れる分岐があるが、とても分かりにくい。トラバース気味に登り続けて西尾根上に上がってもいいが、西尾根から林道までと林道から上がよく分からない。
標高300mで右に折れても、頭上に林道が見えるようになると道の跡が分からなくなった。しかし藪は薄いのでそのまま林道へ上がる。
林道の終点にポッカリ藪が払われていて、入ってみると尾根上に新しい刈り分けがあった。下は東田ノ谷につながっていた。
登ると421の東で尾根上に上がり、尾根上には防獣ネットが張られているが、ずいぶん古く穴だらけであった。ネットの南側に道があるようだが気がつくと北側に入っていたり、たまに穴のない区間が続いて南側に移れなかったりややこしい。480m付近で岩場を目にするが樹林に覆われているので問題ない。また、登るに連れて道がハッキリしてくる。落ち葉に覆われた道で鉤掛越コースに合流して山頂はすぐ。
![]() 鬱蒼としている |
![]() 道ははっきりしない |
![]() 一旦林道に出る |
![]() 岩場 |
参考文献
1)内田嘉弘,京都丹波の山(上) ―山陰道に沿って―,ナカニシヤ出版,1995.
2)内田嘉弘,鹿倉山,京都府の山(新・分県登山ガイド25),山と渓谷社,2004.
3)西紀町史編纂委員会,西紀町史,兵庫県西紀町,1987.
4)慶佐次盛一,兵庫丹波の山(下),ナカニシヤ出版,1992.
5)地図資料編纂会,正式二万分一地形図集成 関西,柏書房,2001.
6)三和町史編さん委員会,三和町史 上巻(通史編),三和町,1995.
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