赤岩山(669m)・宇野ヶ岳(694m・697m) | 西方寺平道 |
大山(与謝の大山)・杉山 |
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★西方寺平から赤岩山
参考時間:西方寺平集会所-0:15-登山口U-0:20-鳥居分岐-0:15-山頂
西方寺平は美しい農村である。傾斜地に棚田が広がり、その周りに農家のお屋敷が点在している。登山マップと駐車スペースのある西方寺平集会所前から更にコンクリの坂道を登ると石灯籠と地蔵堂がある。集会所までの道の脇には六地蔵の塚があった。
![]() 六地蔵の塚 |
![]() 西方寺平 |
![]() 赤岩地蔵尊 |
二股になり左の野道に入る。ここが登山口T。道の脇には小沢が流れ、竹樋で水が飲めるようになっていた。一登りで上水施設を越え、水流は少なくなる。植林されているが棚田の跡のようだ。しばらくは針葉樹の下で暗い道。左手の尾根の上には地形図に記載される神社マークは里の中から左に入る。更に一登りで林道に飛び出す。登山口Uである。駐車スペースは無い。
![]() 棚田の中に巨岩がある |
![]() 竹樋の水 |
![]() 登山口U |
![]() 道の様子 |
林道より上、わずかに西にずれて登山道は上に続いている。小沢を渡り、小尾根の西側に回りこむ。炭焼き釜の跡が見られる。雑木林やヒノキの植林である。「ちょっと振り向いて小休憩パチリ」の標識は樹冠が切れていて福知山方面が望まれるが、周囲の木が次第に高くなっているのではないかと思う。
ヒノキの中を一登りで少し平坦になると三叉路で、右に折れて山の斜面には古びた鳥居がある。直進すると林道終点を経て今福への古道。右に折れる。
![]() 小休憩パチリ |
![]() 振り返るとこんな感じ |
![]() 鳥居分岐 |
![]() イナカギク |
鳥居をくぐり一登りで日本庭園の標識が現れる。苔むした巨岩が散在しているのが日本庭園ということなのかと思う。もう一登りで尾根上に出て左に手水鉢の巨岩。水は溜まっていないし、上に木が生えているが上面が少し窪んでいる。
![]() 日本庭園 |
![]() 手水鉢 |
![]() 立てり岩 |
![]() 屈み岩 |
![]() 木魚岩? |
![]() 潜り岩 |
![]() 芝広場 赤岩大権現など |
![]() 山頂の岩 |
![]() 下見谷分岐 |
道は東に逸れてトラバース気味に登る。左手に尖った立てり岩、右手には展望が広がり始める。岩の下に隙間のある屈み岩と岩が門になった潜り岩ですぐに、多くの赤い岩が立ち、下見谷からの道も合流する芝広場に到着。大仏のような姿の赤岩大権現もまた岩そのもの。ここで北側に大展望が広がる。栗田湾の向こうに冠島(大島)が浮かぶ。天橋立の向こうに伊根湾が壺のように口を開けているのが見える。西側は由良ヶ岳の大きな陰に青葉山が鋏を突き立てているのが見える。その後ろに大島半島が見える。青葉山と弥仙山の間には建部山と東舞鶴と西舞鶴の街並みがそれぞれ。五老ヶ岳の展望台は分かりやすい。南方は霞が濃くて遠望はよく分からなかったが、直下には西方寺平のビニールハウスや由良川沿いの集落が見えた。西側の大江山の方向だけは樹木があって遠望しづらい。
西に稜線をわずかに進む。展望岩は簡単に登れる。はさみ岩は何がハサミなのかよく分からなかった。少し樹林を潜ると山頂で、山頂もまた赤い岩の上である。橄欖岩か。芝広場と違い北側の宮津方面は樹林に遮られて展望が得られないが南方の展望は開けており、丹波の山々を眺めながら足を垂らして休憩するのは気持ちが良い。
赤岩山は東西に長くレンズ型に広がる大江山超苦鉄質岩体の東の端に位置する。超塩基性岩と聞くと、山登りする者としては珍しい花が見られるのかと期待してしまうが、この標高1000m以下の丹波高地の山では、そうしたことはそれほど関係ないのか・・・。リンドウ、イナカギク、アキチョウジ、アキギリが咲いているのを見た。
![]() 後方 由良ヶ岳 |
![]() 舞鶴湾の向こうに青葉山 |
![]() 赤岩山山頂 |
![]() アキギリ |
![]() 栗田湾 |
![]() リンドウ |
★赤岩山から宇野ヶ岳
参考時間:赤岩山-0:25-宇野ヶ岳
地形図の山頂には神社のマークと建物が記載されているが、建造物は見当たらなかった。稜線のやや北側を行く。露岩も続くがもう樹林の中である。刈り分けられてまだ浅いので、多少熊笹の切り口が靴に当たる感じがする。歩かれ続ければそうした感覚もいずれなくなるだろう。最低鞍部を過ぎて軽く登り、背後に赤岩山の三角が望めるようになる先で鳥居分岐・林道終点からの古道が合流する。
更に進み、風倒木のある杉の植林を過ぎて進行方向が真西からやや南西に変わると間もなく、宮津市今福への古道を北に分ける。10mほどそちらに入ると天橋立と宮津市街の素晴らしい展望が得られる。広場になっていて休憩にも良いと思われる。古道が最低鞍部を通ってないことに、少し不思議な感じがする。
縦走路に戻る。この尾根上には「上宮津杉」と呼ばれる杉の大木が次々と現れる。稜線上に見られる木に限れば巨木とまでは言えないけれど、堂々とした枝振りの立派な風格を感じる杉の木が多い。リョウブの木肌も趣き深い。
宇野ヶ岳の山頂は広く刈り分けられた背丈を越える潅木と熊笹の藪の中で、展望は殆どない。まだ刈り分けられて新しく、土がむき出しの状態であった。
![]() リョウブと大岩が多い |
![]() 振り返れば赤岩山 |
![]() 上宮津杉の大木 一例 |
![]() 今福方面分岐 |
![]() 宮津と天橋立 |
![]() 宇野ヶ岳山頂 |
![]() 尾根は広い |
★宇野ヶ岳から古道経由で西方寺平
参考時間:宇野ヶ岳-0:10-古道下り口-0:05-林道終点-0:05-鳥居分岐-0:30-登山口U-0:25-西方寺平集会所
稜線から急傾斜を下りる。すぐに西側がヒノキの植林、東側が雑木林の境界を刈り分けた道となる。小尾根上である。そのまま林道終点に達する。林道終点は広くなっているが、林道は下の方の途中にゲートがあった。林道終点から更にヒノキの植林の中を下る。風倒木があったようで明るい。わずかに下りるとすぐに平坦となり、深くえぐれた小沢を渡り、少しヌタ場もあったりするが、すぐに鳥居分岐で西方寺平からの登山道と合流する。えぐれた小沢には少しだけ水が流れていた。一杯水と言うようだ。
この古道の記載されている古い地形図を自分でも見てみたが、林道終点から小尾根を辿る際に、もう少し西寄り(もっと今福分岐寄り)から稜線に出て、稜線に出たら稜線上を殆ど辿ることなく今福へ下っていたのではないかと思った。林道終点から稜線に上がる箇所は最後の傾斜がきつく、少し不自然な印象を受けた。
登山口Uからは林道の西側を歩いてみた。道はカーブがきつく少し荒れて苔むしたり草が生えていたりしている。自動車の駐車スペースも無いので、車では入らない方が良いと思われる。カヤトのような広場で宇野ヶ岳の稜線が見える箇所がある。三叉路に下り、右に登ると赤岩山荘があったが鍵が掛かっていた。山荘の上手の蛇紋岩の巨岩には平地区の北を守る北向不動尊が北向きに祀られている。左に下り、墓地の横を通り、平川を渡って西方寺平集会所前の下に出た。墓地の辺りに上がってくる阿久瀬滝などの見所のある渓流巡りコースもあるようだが今回は割愛。
![]() 稜線から 古道に下りる |
![]() 一杯水 古道らしい風情 |
![]() 林道終点は広い |
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