地質図にのみあったり、三角点名に残る北海道の山名
★三角点名に残る宛て字されたアイヌ語山名
背根登
(453.4m)現・三角山・・・「せねのぼり」。この図幅では周辺の美留和山を「弁慶登」と書いている。また、石山を「本登」と書いている。道庁20万図ではこの山はチセ子ヌプリだった。チの字が落ちていたと思われる。
★三角点名がそのまま伝わらない和名山名であるもの
馬鬣ヶ嶽
(568.8m)・・・白糠丘陵の山。浦幌町留真温泉の奥。「ばりょうがたけ」と読む。「鬣」は「たてがみ」。地形図上ではタテガミの如く尾根がなびいているが、それが由来では無いだろう。地形図記載の林道が使えるなら楽に登れそうだ。近年地元では馬のヒゲ「馬髭岳」にしているが林相図辺りの三角点の名の誤認で無いかと思う。
★地質図に残る山名
ニオベツ岳
・・・日高山脈南部、現・オムシャヌプリ西峰(1379m)
昭和34年 北海道開発庁地質図幅
「楽古岳」より
えぼし山
・・・東大雪・糠平湖西、メトセップ沢と五の沢の間。1057m。
北海道立地下資源調査所
地質図幅「糠平」(昭和51年)より
きれいな円錐形の山
トップページへ
資料室へ
無料アクセスカウンター
(2006年12月6日上梓)