赤岩山(669m)・宇野ヶ岳(694m・697m)
大山(与謝の大山)・杉山
今福道
  • 歩行日・・・2010年5月21日
  • 五万図・・・「大江山」「宮津」
  • アプローチ・・・北近畿タンゴ鉄道宮福線喜多駅下車
    または丹海バス上宮津線今福の滝口下車
宇野ヶ岳・赤岩山の地図1宇野ヶ岳・赤岩山の地図2

参考時間・・・喜多駅-0:15-今福の滝駐車場-0:30-尾根取付-0:45-杉山林道標高520m-0:20-稜線-0:15-赤岩山

 北近畿タンゴ鉄道の喜多駅からガードをくぐり、一登りで今福集落である。丹海バスの今福の滝口のバス停がある。更に今福川に沿って登り、京都縦貫道の高架橋をくぐると道は未舗装となり、植林された棚田の跡の中の道となり、今福の滝の駐車場がある。駐車場には案内紙を入れた箱と道標がある。


喜多駅

喜多駅と杉山

今福の滝入口

 左が今福川本流で川を渡ると今福の滝・滝神社への歩道、右は水根の沢に沿う四輪車では通行困難な滝山林道で、宇野ヶ岳へは右の滝山林道であるが、左へ入り今福の滝を見てからでも周ってこれる。今福の滝は2の滝・3の滝を中心とした7つの滝からなる連瀑の総称で、ほぼ一繋がりの2の滝と3の滝の落差が合わせて40m近くになる美しい大瀑布で一見の価値がある。最上段の1の滝の上に滝山林道が続いており、回り込んで宇野ヶ岳への登山道に入れるが、そのまま滝山林道を登り続けても最終的に宇野ヶ岳登山道に合流する。


今福の滝
2の滝・3の滝
大きい写真

今福の滝
1の滝

滝山林道
歩行のみ

 登山道と書いてきた、この道は岡田と上宮津を結ぶ古道である。ずいぶんと高いところを越える峠道であったようだ。2009年に地元の団体によって刈り分けられて復活した。感謝したい。

 今福の滝駐車場をあとに治山工事された水根の沢筋の滝山林道を登り、この沢を渡るところ手前で見上げる砂防ダムを右から越えて道がつながっている。

 砂防ダムを越えるとすぐに渡渉して右岸の道となる。地形図にトラバース道の描かれる(2011年現在)標高160m附近には家の土台の石垣が見られた。地形図に描かれるトラバース道の存在は感じられなかった。標高220mで左岸に渡り尾根の取り付く。最終水場となる。


砂防ダムを越える

滝山林道を振り返る

砂防ダムの上で渡渉

石垣があった

 尾根に取り付くと道はうねりながら一気に標高を加えて尾根線に上がる。掘り込まれていてチューブスライダーの様でもあるが幅も広いので歩き易い。尾根の上はそれほど広くないが、やはり丁寧に掘り込まれながら傾斜が緩められて歩きやすくなっており、先人の労苦に頭が下がる。昔から少しでも歩き易いように傾斜を緩めるべく手が加えられ続け、今の姿となったのだろう。標高300m附近では右手から沢音が聞こえるが急傾斜で近づくのは危険である。標高350m附近はコシダの藪が刈り払われた道で、今後に要注意である。

 425m標高点の西面をトラバースする辺りでは杉山の展望が広がる。モコモコした上宮津杉が一面に生えている姿が印象的である。緩やかで真っ直ぐな道なりとなると標高450mで間もなく林道に飛び出す。ここは林道の三叉路で、右手から真ん中へ続くのが杉山林道、左手が滝山林道と言う名前のようである。右に入ると喜多の集落、左手に入ると今福の滝へ戻る。いずれも4.1kmとのこと。古道は上下の杉山林道の間に続いている。杉山林道の上手はしばし古道と平行している。標高500mで杉山林道と交差する。標高500-520mは古道を割愛して林道を歩いた。


尾根取付

ウネウネ

掘り込まれている

コシダの道

稜線が見える

杉山林道交差点(500m)上方

杉山林道交差点(500m)下方

杉山林道520m

 標高520mで林道の左の法面に登る。しばし杉山林道を見下ろして細く小さな尾根上を進むとすぐに急傾斜となるが裸地が見られる。蛇紋粘土による小さな斜面崩壊の跡のようである。この裸地にはロープが掛けられている。背後には上宮津の展望が広がる。

 標高550mから630mに掛けては上宮津杉の樹林の中の急斜面の道である。急傾斜の中の杉の巨木を右に左にと避けての道は、完全に古道がトレースされなかったのではないかと思われる箇所もある。上宮津杉の周りは厚い寝曲がり竹、足元は厚い杉の落枝、寝曲がり竹に完全に壊されて分からなくなってしまった道の部分もあったのだろう。

 標高630m辺りから広葉樹が中心となり東に逸れる。刈り分けられた根曲がり竹の密生した跡を地元の方に感謝しながら稜線の峠に到着である。天橋立の展望を見て右に折れれば5分で宇野ヶ岳、左は15分で赤岩山である。

上宮津杉のある道



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(2011年5月29日上梓)