コーヒー

コージーコーナー・・札幌市中央区北4西4 札幌国際ビルB2F 札幌駅前
 ダッチ(水出し)コーヒーのお店。ストロングがすごく濃くて苦い。ダブルで頼むと普通のカップサイズ。ダッチなのではじめからイタリアンローストらしい。だからストロングじゃなくても(マイルドでも)それなり苦い。昭和30年代からあったお店で、昔からのファンが多いのか、高齢のお客さんを見る。場所柄、サラリーマンも多い。場所や店主は変わったようだが、創業時と変わらず濃いダッチコーヒーを出しているらしい。ダッチコーヒーに当てた「朶都痴珈琲」との字の額が変な字だがおしゃれだ。ケーキセットのケーキはお隣の人気ケーキ店、煉瓦屋のもののようだ。冷蔵庫にないと店員さんがそっちの方から持ってくる。(2007年10月行ってみた)

サッポロ珈琲館・・札幌市西区八軒1西3 琴似駅から徒歩3分
 「午後のコーヒー」が特にお薦め。元農業試験場の建物も広くて明るく気持ちが良い。おかわりも安くケーキも大きくて美味しい。店内の広さだけでなくメニューにもゆとりがあって、ヨーロッパ風のコーヒーのメニューの他に、和風やベトナム風もある。

あらびか・・札幌市北区北15西3 地下鉄南北線北12条駅下車徒歩5分
 住宅を兼ねた喫茶店で、玄関でいつも焙煎していて、いい香りを付近に流している。札幌駅北口地区のサラリーマンの絶大な支持を受けていて、たまり場のようになっている。コーヒーの味もさることながら週刊誌がたくさん置いてあること、あまり居心地などを考えていないような適当な椅子の配置も仕事を忘れさせるものがあるのかもしれない。客層柄か、もうもうたる紫煙の時もあるがそれさえもここのコーヒーの魅力には抗し難い。サイドメニューはキッシュが美味しい。

独多日・・札幌市北区北35西5 地下鉄南北線北34条駅下車徒歩7分
 何となくカフェインの滑らかさを感じるような味のコーヒーだ。内装は昔のアメリカ風(?)。マンガ多い。料理はかなり美味しい。ランチにもディナーにもコーヒーが付く。ランチ時はかなり込む。

地蔵商店・・札幌市中央区南1西23 地下鉄東西線円山公園下車徒歩3分
 コーヒーは濃くて苦くてでいいのだが何となく変な店。喫茶店なのに「商店」だったりして、と思っていたが最近久々に行ったら初めて行った時より商品が増え、商店の顔が強くなってきた。内装も洞窟みたいでちょっとくつろぎがたいか?喫茶スペースは焼き物の展示場を兼ねていて、薄暗い骨董市のようだ。

菊地珈琲・・・札幌市北1西20
 軽いコーヒーがおいしい。飲んでいる時は色も味も軽い気がするが、後まで残る。奥で主人がごそごそ豆袋をいじっていてこういうのが正統派というのかも知れない。店内は少しだけ山の雰囲気がある。店員さんに山を趣味としている人がいるのだろうか?北海道立近代美術館の帰りにはここで一服。
 (2007/2)宮の沢の新店舗、ブルーマウンテン館に行ってみた。広い・・・そしてブルーマウンテンが高いのは分かるのだけど他のコーヒーもブルーマウンテンと同じ値段だ。・・・ブルーマウンテンは確かに他で飲むより安いのだけど、他のコーヒーの値段が他のおしゃれなカフェと同水準というのは何だか菊地珈琲でないような雰囲気・・・確かにお店はすごくオシャレでシック。古い菊地珈琲のお店しか知らなかった自分には、ブルーマウンテンを飲みつけてないせいもあったかもしれないけれど、おしゃれできれいで広くて、すばらしい音響施設で、珈琲は普通の値段でも美味しくて良い香りでサイドメニューはやはり安くて、素敵な喫茶店だと思ったけれど、ちょっと寂しい感じがしてしまった。古い店舗のたたずまいに懐古を感じるようになってしまった自分は、コーヒーそのものの良さを強く言うべきなのかも知れない。・・・宮の沢3条3丁目 北1条宮の沢通り沿い

パイン館・・・札幌市東区伏古1条5丁目
 古い木造アパートのような建物の一階に時代を超越したようなモダンな空間がある。常連さんが週刊漫画誌を廻し読みしてカウンターに居座っているのが面白い。窓際の籐椅子に座れたらラッキー。シモハワイブレンド」が私は好みだ。(2004年7月行ってみた)

光(M-1)・・小樽市稲穂2-11-8 都通りアーケード゙南側 小樽駅から徒歩3分
 小樽の文化財的純喫茶。「光」自体は建物老朽化の為土曜しか入れないが、コーヒーは隣(同一棟)の「M-1」で飲める。純喫茶とは何となく退廃の感じがあるが、夕方5時で閉店してしまい健全だ。古く暗い店内と明るいトイレ棟の落差がいとおかし。名前とは裏腹に暗くて読書は不向き。古い建物が生きている。

光とアルチザンの地図

アルチザン・・小樽市稲穂2-5、直江バレエビル1F
 苦いが全くあとを引かない。パンがおいしい。炭焼き、マンデリンと来たら後を引くもんだとばかり思っていた。二階がバレエ教室なので中は時々ドンドコ響いている。

はち・・小樽市住吉町12-1 南小樽駅から海に向かって歩いて突き当たりの右側
20gと25gの濃さを選べる。値段は上がるが25gをお薦めする。飲んでいる時に苦くて、後に残らない感じ。店内には一原有徳氏の抽象画が飾ってある。立派な音響機器でいい音楽がかかっているのだが、冬はその音すら壁に染み入る静けさだ。

はちの写真 はちの地図

沙羅茶館・・・旭川市末広東1条14丁目 国道40号線南側/モダの向かい
 屋根に銀色のドームを乗せた二階建てのレンガ造りという個性的な風貌の店。旭川市街地の最縁部で、周りに空き地が多いので寂れているような印象を受けてしまう。道路と反対側の屋上ベランダにも席があり出られる。普通のブレンドコーヒーもおいしいが(命名譚には唖然)、フレンチブレンドを頼むとある程度濃さを調節してもらえる。最大限濃くしてもらうとかなり苦い。オーナーは人懐こいいい人。奥さんも全てのケーキがお勧めのいい人。(2004/6月行ってみた)

カフェ・ベルタン・・旭川市5条11丁目左 シュロス5条ビル1F
 ケアブレンドがすごく苦い。エスプレッソなみ。値段は高めで小さなデミタスカップで出てくるので見た目はちょっと不満だが十分苦くて満足できる。甘いものはあまり置いてなくてお店の中はデミグラスソースのいい香りが強い。洋食器が店内に飾られている。

カフェベルタンの地図

稚内珈琲店・・稚内市大黒2丁目5-26 南稚内駅下車徒歩3分 バスなら大黒3丁目下車徒歩2分 国道40号線海側
 南稚内の地元の人向けの繁華街にある。オリジナルブレンドの「稚内煎豆湯」は幕末のコーヒー事始に由来して面白いブレンドだ。しかしこのブレンドが特に苦いというわけではなく、苦いのはフレンチロースト。席に座るとお通しでコーヒー羊羹が出てくる。ケーキもおいしい。他に「北緯45°」、「稚内ブレンド」など地域を意識したブレンドがある。
 稚内は日本のコーヒー発祥の地。ロシアから伝えられたのではなくて、幕末の北方警護の藩士たちが越冬の際に厳寒と栄養失調の為、水腫病(壊血病のこと?)になるのでその薬として幕府が輸入して配給した事に因る。稚内駅前の中央地区には今でも喫茶店が多いが、これはそんな理由ではなくてフェリーの時間待ちのためのものだろう。稚泊航路があった往時から続いている店なのかどうかは知らない。

稚内珈琲店の地図

茶房ひろこーじ琥珀・・・帯広市西2南9 六花亭本店の東向い
 帯広市内、六花亭本店の東向いのビル2階にあるコーヒー専門店。味は一番安い琥珀ブレンドでは特に苦味が強いと言うわけではないが、コクが豊かで非常に美味しい。濃い目のデミでもまだそれほど苦くない。ストロングならまあ苦い。自ら「高級コーヒー」を謳っているこの店の珈琲ならではというか、ここでしか味わえない気品のある味わいだ。

入口の様子

茶考・・大阪市西区阿波座 新なにわ筋と中央大通の交差点の南西角
 大阪市中心街に星の数ほどある喫茶店の中でたまたまここを発見できた幸せに感謝する。

茶考の地図



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